困った時の切り札「時事ネタ」を上手く仕入れる6つの方法

Photo credit:donut_p
このブログはマーケティング寄りなので時事ネタと相性が良くないのですが、オウンドメディアを運営する中で企画に困って来た時は流行やニュースに頼るなど時事ネタを使う事も多いと思います。
この記事では時事ネタを上手に仕入れる方法を紹介します。
1.日本の記念日
祝日や祭事でなくとも毎日何かしらの記念日になっているものです。
記念日は毎年増え続けるので「今日はxxの記念日」という企画を作る事ができます。
Wikipediaの日本の記念日一覧をご参照ください。
ちなみに今日2月12日は以下の通りです。リンカーン・ダーウィンはコンテンツマーケティングをテーマにしたこのブログでも使えそうですね。
- リンカーン誕生日
- 第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの1809年の誕生日。
- ダーウィンの日
- チャールズ・ダーウィンの1809年の誕生日。
- ユニオンデー
- 1947年2月12日の各民族間のパンロン合意(英語版)を記念。
- ブラジャーの日
- ワコールが制定し、現在は日本ボディファッション協会が実施。
- 黄ニラ記念日
- JA全農おかやまが岡山県の特産の黄ニラのPRのために制定。「に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ」の語呂合せ。
- ペニシリン記念日
- 1941年2月12日に、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功したことに由来。
2.省庁の最新レポート
統計局や消費者庁など、民間との接点が多い省庁のレポートを利用します。
例として、消費者庁の新着情報を見るとほぼ毎日のように何かしらのレポートが出ています。

※http://www.caa.go.jp/action/archive/のキャプチャ
「この季節に良く起こるxx事故に注意!」「xxについて議事録を見て分かった事」など時事ネタに困らなくなります。
3. Googleアラートを利用
前々から存在している方法なのでみんな忘れていそうなのがGoogleアラートです。絞り込んだテーマでのニュースや検索結果をメール通知してくれます。
4. 誕生日・開始日
芸能人や有名人の誕生日、企業やサービスが立ち上がった日をテーマにすると幅広く時事ネタを集める事ができます。
歴史上の偉人を選択肢に含めるとさらに幅が広がります。
5. 論文を利用する
Google Scholarで発表日順に論文を検索が出来ます。興味のある論文があれば、それを元に見解や記載されている数字を紹介すると信憑性があるコンテンツに仕上がります。

※https://scholar.google.co.jp/をメディアで検索した結果のキャプチャ
6. 法令の変更を利用する
電子政府e-GOVに各府省が提出した法律案等へ案内ページがあります。運営しているメディアと関連が深い省庁の国会提出法案について調査してコンテンツにする事が出来ます。
各案には背景の説明も含まれています。差分も含まれています。そのため記事にし易いです。
提出案を使った例
2016年2月2日に内閣サイバーセキュリティセンターから「サイバーセキュリティ基本法及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が提出されました。

※http://www.cas.go.jp/jp/houan/160202/siryou1.pdfのキャプチャ
これによって委託できる法人が増えるため、今まで対処できていなかった問題に対応できるようになる事が期待されます。
法案を理解する見識は必要とされますが、上記例のように記事にする事ができます。
時事ネタとして扱いづらいもの
スポーツや政治家
人によって感じ方が大きく異なるのがスポーツや政治家です。贔屓のスポーツチームや、地元で人気の政治家についてのスキャンダルなど、個人メディアでは書きやすいテーマですがビジネスの場では書かない方が無難です。
社会情勢は得意な人であれば
迂闊な内容を書けないのがこの社会情勢について時事ネタです。これも個人メディアでは書きやすいテーマですが、会社の名前を出して書くとなると途端に重たいテーマになります。
困った時の切り札として
普段あまり使わない時事ネタ仕入れ先についての情報を紹介しました。
コンテンツマーケティングを運用している中で、急遽コンテンツ・記事が必要という状況は稀に発生すると思います。そのような場面で使える切り札として時事ネタについて知っておくと場を切り抜ける事が出来るかも知れません。
この記事で紹介した情報の仕入れ方法がお役に立てれば幸いです。
参考情報
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