競合サイトのタイトルと要約一覧を取得して調査する方法

Photo credit: edenpictures

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オウンドメディアを開始するときに必ずと言って行うのがこの競合調査です。

競合調査する時に競合サイトの「記事タイトル」と「要約」だけ一覧で取得できれば楽ですよね。この記事ではその方法を説明します。

ツールを使って取得する

コンテンツマーケティングのスクリプタに関連したサービスとしてSEO対策に特化したサイトクローラーを開発して公開しています。

http://b.scripta.jp/

このツールを使うと競合サイトをクロールした結果の「記事タイトル」と「要約」をCSVファイルで取得できますので、使い方を説明して行きます。

アカウント登録

サイトURLを開いてログイン画面からアカウント新規登録フォームに移動し、アカウント登録をすると入力したメールアドレス宛に確認メールが送信されます。

メールに記載されているURLをクリックするとアカウント登録完了です。

URLを開いてから3分程で登録完了すると思います。

プラン選択

ログイン直後にプランを選択する画面が表示されるのでプランを選択します。

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クロールできるページ数は毎月1日に上限まで回復します。2016年現在2000ページまでクロール出来るようにしています。4サイト500ページをクロールすれば計2000ページ迄クロールできます。

仕組みと実績からは10万ページ以上のサイトもクロールできるようになっています。もし興味がある方は別途料金の案内をしますのでご連絡下さい。

クロールするサイトを追加

最初はサイトが登録されていないので「管理サイトを追加します」ボタンを押してクロールするサイトを追加します。

URLの箇所にクロールするサイトURLを入力して横にある「管理サイトを追加する」ボタンを押します。

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クローラーの追加

サイト登録すると次にサイトに走らせるクローラーの管理画面に進みます。「クローラーを追加します」ボタンを押します。

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クローラーの設定入力画面が表示されました。「クロールを開始する」ボタンを押すとクローラーが追加され同時に起動します。

「パラメーターを除外してクロール」にチェックするとパラメーター違いの同じページが大量にクロールされる現象を防ぐことができます。

クロールの開始

クロールを開始するとクローラーの詳細画面に進みます。このタイミングでクローラーが動き始めページ収集を開始します。

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ページを更新すると徐々に収集ページ数が増え始めます。

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サマリーを見る事が出来ます。

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サマリーの下にはクロールされたページ情報が表示されます。

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結果をCSVファイルで取得

数分~数10分で完了したと思います。クロールが完了するとクロール完了のメールが届きます。

それではクロールしたページ一覧を取得しましょう。

一括CSVダウンロードの文字コードをSJISにして「サイト内ページ一覧」ボタンを押すとCSVファイルがダウンロードできます。

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ダイアログを押してファイルを取得します。

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エクセルから操作

ファイルをエクセルで開くとページURL・タイトル・description・その他にもmeta属性が取得出来ているのが確認できます。

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後はエクセル内で必要なページだけを抽出すれば、簡単に競合サイトのタイトル・descriptionを抽出する事ができます。

他にも調査したいサイトがあれば同じようにサイトとクローラーを追加して調査できます。

取得したページ一覧の活用

競合がどのようなタイトルで付けているのか調査

煽り気味のタイトルか?落ち着いた印象か?タイトルの先頭で使われている単語は?

1例として、2015年の夏頃から「釣りタイトル」と呼ばれる誇張された見出しでユーザーをサイトに訪問させる手法を見かけなくなってきました。

それを知らずに数年前と同じ感覚で釣りタイトルを使っていてはサイトの評価を下げる事になります。

タイトル調査をしてユーザーに合わせた行動を取りましょう。

競合サイトからの盗用・流用を防ぐ

クラウドソーシングを利用してコンテンツ調達する場合、どんなに盗用・流用をしないように強く釘を刺しても盗用・流用するライターが現れます。多くはコピペ逃れの対策をしているため、コピペ検出ツールを使っても盗用を見抜けません。

もし著作権侵害トラブルから訴訟になると方々に迷惑をかける事になります。

自分たちを守るために競合サイトのタイトル・要約をリスト化し、盗用・流用されたコンテンツでは無い事を判別するスクリーニングに利用できます。

同じように競合サイトが自社サイトの記事を盗用・流用している場面にも多く遭遇すると思います。著作権侵害の証拠を集める調査にも利用できます。

出現頻度やトレンドを把握する

ニュース性のある話題が好まれます。そのため競合サイトがどのような傾向でニュースを扱うのか、どのぐらいの間隔で公開しているのかを調査すると自社の強みに出来る箇所が見えて来ます。

ユーザーの成長を見てメディアも成長する

多くのユーザーは自社メディアだけでなく、他のメディアを合わせて見ています。そのため自社メディアしか見ずにコンテンツを配信し続けていればユーザーのニーズ変化に対応できなくなって行きます。

競合サイトの変化を見て、自社サイトがどのように変化して成長して行くのかイメージして行きましょう。

参考情報


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